人気ブログランキング | 話題のタグを見る

犬山×こども×大人×てつがく×対話


by 犬てつ

対等って何?

3月8日(土)こどもと大人のてつがくじかん@図書館 
開催しました。
小学生さんから大人まで。
総勢19人の方が参加してくれました。

今回のテーマは「たいとう って何?」です。
「対等」と「平等」とはどう違うんだろうという話になって、その違いがとても面白いものでした。

体育の授業で男女で基準が違うのは、平等なの?どうなの?
という問いからはじまって、

対等は
・二人(または複数)の人が同じようにものを扱う、分ける
・やさしさが必要
・その人にあったもの、相手の立場に立つこと
・みんなが得になる
・本人どうしの合意による、お互いにはなす
・少人数で十分に話し合う

平等は
・やさしさがない
・基準が一つ
・当事者じゃない誰かが決める、自分じゃないことを決める
・不満をいいにくい

という話がでてきました。

あれ?
「平等」っていいことのように思っていたけど、
なんだかあまりよくないもののように聞こえてきます。

「平等」というものは、
「対等」な関係を築くほどの時間がなかったり、人数が多すぎたりするときに、
当事者じゃない誰かが決めた基準によって、不満をいいにくくする手法?

最後に、
人はこどもであれ、大人であれ、上司であれ、部下であれ、
立場としてではなく、人として同じに扱われる
ということが大事なのではないか
という話もでてきましたが、
これは果たして「対等」なのか「平等」なのか
「人権」なのか...
権利と対等と平等の関係はどうなんだろうと、個人的にはいろいろと問いが深まりました。

犬山市でもこどもの権利にまつわる条例の策定が進みそうではありますが、
たとえそれが制定されても、
「対等」な関係がどういうものかの理解がすすまないと
なかなか何かが変わるのは難しそうにも思います。

今回、「対等」のテーマを選んだのは、
犬てつの「こどもと大人のてつがくじかん」が、
小さい人たちにとって「対等」な場であれているか考えてみたかったからです。

確かに人数が多くなってきたりすると、
一人ひとりにきちんと向き合った対等な関係が築けてなかったかも......
平等になるように、対話の場の心構えは、みんなに最初に話してはいるけれど、それは対等とまではいえないのかも......
など気づかされることがありました。

まだまだ話し足りないので、いつかまたもう少し問いの形式を変えてみて、対話を続けたいと思います!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

次回は新年度となります。
今年度と同じく、図書館での開催です。

【絵本でたい話】
偶数月第3土曜日 午前10時半~午前11時15分 
図書館2階ブックキャンプ
4/19 6/21 10/18 12/20 2/21  ※8月は休み

【こどもと大人のてつがくじかん】 
奇数月第2土曜日 午後2時〜午3時半 図書館2階(視聴覚室またはボランティアルーム)
5/10 7/12 9/13 11/8 1/10 3/14

図書館開催になってから、新しい方々のご参加が増えて嬉しいです。
今年度もありがとうございました!!!
来年度もよろしくお願いいたします!!

対等って何?_e0382901_11414712.jpeg
参加者につけてもらった「ゲーム」にちなんだ名前
対等って何?_e0382901_11415068.jpeg
左が「対等」 右が「平等」に関わる話。平等の方では「公平」の話も。



by inutetsu | 2025-03-14 11:43 | こどもと大人のてつがく対話